中国の北京理工大学で、大学院生を対象とした国際連携ワークショップと講義を実施しました。
ワークショップには修士学生35名の参加があり、日本でのワークショップの進め方、アイデア発想法、プレゼンテーションのやり方を体験しました。
ワークショップでは6つのチームに分かれ、「Carry」というテーマで自由なアイデア出しと最終発表を行いました。質問も多く飛び交い、活発なグループワークが展開されました。
ワークショップの間に実施した講義には、北京理工大学設計芸術学院の学生約150名が参加しました。九州大学大学院芸術工学府デザインストラテジー部門の教員3名が、デザイン思考や公共デザインなど、自身の専門について実例を交えながら講義を行いました。
【日程】
11月12日 課題説明、調査
11月13日 調査、アイデア出し、中間発表、杉本准教授・曽我部准教授の講義
11月14日 アイデア出し、プレゼン準備
11月15日 プレゼン準備、最終発表会
11月16日 森田教授の講演
今回の取り組みで、中国の学生のスキルアップを図ることができました。
また、本研究院の教員が日本と中国のデザイン教育の違いや、双方の学生の強み弱みを把握できたため、今後、日中学生混成チームのワークショップを行う際に、相乗効果を発揮しやすくなることが期待されます。
ワークショップを終え、北京理工大学からは、短期のワークショップだけでなく国際産学連携授業実施の要請をいただきました。
今後は今回の進め方をモデルにして、深圳大学など他の中国の大学でもワークショップを計画しています。
これからもアジアのデザイン学拠点化に貢献してまいります。
日時
2018年11月12日~2018年11月16日
場所
北京理工大学 設計芸術学院
お問い合わせ
九州大学大学院芸術工学院 杉本美貴准教授
Member
- 森田昌嗣 九州大学大学院芸術工学院
- 杉本美貴 九州大学大学院芸術工学院
- 曽我部春香 九州大学大学院芸術工学院