九州大学芸術工学部では、1968年に前身の九州芸術工科大学が創設されて以来、「芸術工学」の名のもとに「技術の人間化」をめざすデザイン教育が続けてられています。
1970年に設置された工作工房では、デザイン教育において重要な素材に対する感覚や表現方法を学ぶ実験の場として木工、金工、溶接等の手を使った造形教育が行われてきました。
このような正統派デザイン教育の場である工作工房に新たにデジタルファブリケーション設備とオープンデザインネットワークが加わりました。
この新しい教育の場で学生と教員はデザイン思考からプロトタイピングまでオープンなプラットフォームを共有して、「考えながらつくる、つくりながら考える」デザインにデジタル表現を深化させていきます。
社会にイノベーションを発信して展開するために、このような実験の場で行うデザインが大きな力を発揮することと思います。
下記のデジタルファブリケーション機器が工作工房に追加されました:
レーザーカッター Epilog Mini 24
3Dプリンタ Solidoodle 4
カッティングプロッター CAMM-1 SERVO GX-24
CNCミリングマシン Roland DG MDX-40A
CNCミリングマシン Roland DG SRM-20
3Dスキャナ Sense 3D Scanner