九州大学大学院芸術工学研究院は、2017 年 1 月に世界トップクラスの理工系大学のデザイン学部として知られる、韓国の id KAIST と連携し、K2 デザインラボを始動しました。
そのお披露目として、2月 13 日から 18 日まで「K2ウィンタースクール 2017」、最終日には、国際的な「K2シンポジウム2017:Designing Future Cities」を、福岡市内の九州大学大橋キャンパスで開催しました。
K2 ウィンタースクールは「都市の未来をデザインする」をテーマに、日立、トヨタ、九州電力などをパートナー企業に迎え、先進的な都市デザインで数々の実績を持つブライアン・ボイヤー氏をディレクターに招聘しました。
九州大学、KAIST、フィンランドのアールト大学、英国のロイヤル・カレッジ・オブ・アート、米国スタンフォード大学など世界トップクラスの大学から学生を募集し、企業からの参加者も交えてテーマに取り組みました。基本的にプログラムは全て英語で行われました。
また、シンポジウムでは基調講演に、スタンフォード大学のバリー・ケイツ教授と KAIST のクンピョー・リー教授を招き、いかにして都市のイノベーションが創出されるのかを考えました。
KAIST と九州大学が K2 デザインラボとしてタッグを組むことにより、両大学の幅広いネットワークを活かし、国際的な環境のなかで、世界中から優秀な人材が集まり、産官学民が協働する、従来にない新たな枠組みを提供していきます。
今回の K2 ウィンタースクールの実験的な試みは、今後、K2 デザインラボとして、世界中から一線で活躍する人材を惹きつける創造的な場をつくり、国際的に活躍する人材の育成、実践的かつ実験的なプロジェクトによるイノベーション人材の輩出を目指して、継続、発展させていきます。
K2ウェブサイト
K2 – Asian Laboratory for Design-Driven Innovation
id KAISTウェブサイト
id KAIST
日時
2017年2月13日から18日