K2 Fab Studio “TRANS-FABRICATION” Urban Furniture for the Future City
Part 1: 2017年12月17日ー12月24日 Part 2: 2018年1月9日ー1月19日
K2 Fab Studio “TRANS-FABRICATION”は、韓国・KAISTの工業デザイン学科 idKAISTと実施する国際共同教育プログラムです。
韓国での都市と伝統建築のフィールドリサーチ、日本と韓国をデジタルファブリケーションとビデオ会議システムで繋いでのプロトタイピングを経て「未来の都市における都市の家具」をデザインしました。 デザインの設計データをインターネットを介して交換し、デジタルファブリケーションで物質化する遠隔コラボレーションとして、実験的な国際授業を実施しました。
idKAISTから 8 名、九州大学大学院芸術工学府から 8 名の学生が参加しました。
パート 1では、急速に発展する韓国・ソウル市のウルチロ地区と、コンジュ市の韓国式伝統建築のある Hanok Village のフィールド調査と、アーバンデザイン、建築、デジタルファブリケーションの講義を実施しました。
学生はグループ毎に調査の分析とコンセプトメイキング、アイディエーションを行い、パート1の成果としてコンセプトをまとめたポスターと中間プレゼンテーションを行いました。
授業は全て英語で行われ、参加した学生は日本、韓国、フランス、コスタリカから多様な参加者が集まりました。
2018 年1月にはパート2として、日本と韓国に分かれリモートワークでプロトタイピングを行いました。
最終提案として、デジタルファブリケーションとハニカム段ボールを用い、1/1スケールの 「都市の家具」を製作しました。
最後に両国をインターネットで中継し、プレゼンテーションと講評を行いました。
多様な専門とバックグラウンドを持つ学生が協働し、 国際的なグループワークを通じてディスカッションとものづくりを学びました。
本プログラムは、九州大学大学院芸術工学研究院とidKAISTが共同で実施するアジア発デザインラボ 「K2」の一環として実施されました。
[日時]
Part 1: 2017年12月17日ー12月24日
Part 2: 2018年1月9日ー1月19日
[場所]
Part 1: 韓国・デジョン市 (id KAIST)
Part 2: 韓国・デジョン市 (id KAIST)、日本・福岡市 (九州大学大学院芸術工学研究院)
[参加者]
九州大学大学院芸術工学府 8 名
id KAIST 8 名
[教員]
九州大学 田上健一、鵜飼哲矢、下村萌、伊藤慎一郎
id KAIST ダニエル・サーケス
[キーワード]
建築、Re-use、DIY、デジタルファブリケーション
[プロジェクト冊子]
K2 Fab Studio “TRANS-FABRICATION” Urban Furniture for the Future City
(PDF 312.37KB)
日時
Part 1: 2017年12月17日ー12月24日 Part 2: 2018年1月9日ー1月19日
Member
- 下村 萌 芸術工学研究院