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シンガポール国立大学とのチッタゴンにおけるアダプティブリユースの共同研究

バングラデシュでは、自国の歴史や文化を維持することの重要性に、多くの人が気づいていません。その結果、多くの建築遺産が放置され、さらに都市化に伴う現代的な建築物の建造のために打ち壊されています。

チッタゴンでは、PK Sen Sattalaという重要な建築物が解体の危機に瀕しています。これは1920年頃に建設された7階建ての建築物です。英領時代にチッタゴンに建設されたババンの中では最大級で、バングラデシュで初めて建てられた高層建築物でもありました。

第1段階として、九州大学、プレミア大学、チッタゴン工科大学の3大学が、AKカーン財団の支援を得て、PK Sen Sattalaを修復するために、手始めに共同で同建築物の記録を作成しました。同建築物を理解するため、まずは建築プランと3Dモデルを作成すべく、様々な方法で計測が行われました。この図面は2017年に完成しました。

次の段階として、九州大学とシンガポール国立大学が共同で、同建築物の適応と再利用の可能性を探ります。建築遺産のアダプティブリユースは、建築物の価値を高めることから、歴史的建築物の保存を促すことにつながります。アダプティブリユースを提案するには、環境、文化、経済といったコンテクストを理解する必要があるため、九州大学とシンガポール国立大学は、2018年1月に現地を訪問しました。このプロジェクトは現在も進行中です。

[お問い合わせ]
九州大学 環境設計グローバル・ハブ(eghub)
メール:eghub@design.kyushu-u.ac.jp
ウェブサイト:環境設計グローバル・ハブ公式ウェブサイト
Facebook :環境設計グローバル・ハブ公式Facebookページ

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  • Huda Mohammed Faisal 九州大学大学院芸術工学研究院
  • Johannes WIDODO シンガポール国立大学

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