九大×花王 SDGsクリエイティブコラボ 作品紹介 vol.3

SDGsデザインユニットは産学連携プロジェクトの第1弾として、「九大×花王 SDGsクリエイティブコラボ」を2018年5月から実施しています。花王株式会社と福岡市内のクリエーター、九州大学の学生が、映像、プロダクト、絵本の3つのチームに分かれ、半年にわたり作品制作に取り組んできました。新しいコラボレーションから生まれたこれらの作品を、全3回に分けて紹介します。

最終回となる第3回目は、プロダクトチームの作品です。

■ ホドニー
まだ食べられる食材を廃棄してしまったり、水や洗剤を使い過ぎたり、エネルギーを使いすぎたり。「キレイ」を突き詰めるあまり、それは同時に私たちの免疫力を低下させ、地球を汚してしまっているのではないでしょうか？そのような考えから、「菌と向き合い健康を目指す」という全く新しいコンセプトのハンドソープを提案しました。

［制作］九州大学 芸術工学部：松村 将太
九州大学 芸術工学府：大久保 爽一郎、森山 陽介
花王株式会社 パッケージ作成部：荻田 瑞絵

■ clean clear create India!
インドには「掃除＝アウト・オブ・カーストの仕事」という意識が根強く残っており、公共空間をきれいに保つ意識が強くありません。そこで、将来を担う子どもたちを対象に、最も身近な公共空間である小学校の掃除を楽しく出来る仕組みを提案しました。掃除上手な子どもたちはには、鉛筆やバッジが送られます。「公共空間を身分に関係なく掃除することで、平等で清潔なインドを皆でつくろう」という思いが込められています。

［制作］九州大学 芸術工学部：酒井 笑、城川 真実
花王株式会社 広告作成部：那須 麻美