日本カンボジア交流プノンペン近代建築ワークショップ
2018年6月15日~2018年6月18日
海外での課題解決を目的とする「グローバル・アーキテクト・プロジェクト」の授業の一環として、mASEANa Project 2015-
4日間のワークショップでは、プノンペンの近代建築の価値が評価されぬまま失われつつあることを問題と捉え、主に実地調査を通じて、その価値を日本とカンボジアの学生がともに考えることを目指しました。
実地調査では、日本・カンボジア学生混成の10チームで、各地域ごとの調査を行ったほか、建築カメラマンの指導をもとに、カンボジアを代表する近代建築「オリンピック・スタジアム」(1964)を被写体としたフォトコンテストも実施しました。
最終日は、実地調査の成果発表を行い、専門的観点からの意見を受けて新たな発見が得らました。同時にフォトコンテストの講評会も行い、カメラマンや先生方の講評で優秀作品が選ばれました。
九州大学の「グローバル・アーキテクト・プロジェクト」では、この後、ワークショップを踏まえたプノンペンの低所得者用集合住宅の設計課題を行い、2018年8月に講評会を行いました。
登壇者
コン・コサル学部長 Kong Kosal
カンボジア王立芸術大学建築都市計画学部
カルノ・チェイ副学部長 Karno Chhay
カンボジア王立芸術大学建築都市計画学部
シム・ソト代表 Sim Sitho
Space for Architecture Cambodia
村松伸 Shin Muramatsu
東京大学教授
山名善之 Yoshiyuki Yamana
東京理科大学教授
ビア・シンノイ氏 Beer Singnoi
タイ人建築カメラマン
マルティン・アエルネ教授 Martine Aerne
建築家、カンボジア王立芸術大学
※講評で参加
イワン・ティジネル教授 Ivan Tizinel
建築家、カンボジア王立芸術大学
※講評で参加
明博史氏 Hiroshi Ake
国際交流基金
※講評で参加
共催
mASEANa Project(ASEAN 近代建築会議)、国際交流基金、九州大学、東京大学、東京理科大学、カンボジア王立芸術大学
後援
トヨタ財団 日本カンボジア国交65 周年記念事業
日時
2018年6月15日~2018年6月18日
場所
カンボジア王立芸術大学(プノンペン)
お問い合わせ
九州大学 環境設計グローバル・ハブ(environmental design global HUB) 井上朝雄・岩元真明
https://www.eghub.design.kyushu-u.ac.jp/
Member
- 岩元 真明 九州大学大学院芸術工学研究院
- 加藤 悠希 九州大学大学院芸術工学研究院
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プノンペン近代建築ワークショップポスター
プノンペン近代建築ワークショップポスター