九州大学×アムステルダム応用科学大学共同プロジェクト「Creative Science Journey」(Design Across Cultures)
2018年9月〜2019年2月
アムステルダム応用科学大学のDigital Society School(DSS)との共同プロジェクトで、福岡市科学館を舞台としたデザインプロジェクトを行いました。
参加した本学の大学院生2名、アムステルダム応用科学大学の学生2名、フランスのUniversity of Technology of Belfort-Montbéliard (UTBM)の学生1名でグローバルチームを結成し、5か月間取り組みました。
テーマは「科学館のデザイン体験とソーシャルコヒージョン」と据え、福岡市科学館のテーブルサイエンスに着目して、新たな案を企画・提案しました。
チームは、まず科学館での現地調査・インタビュー調査、サイエンスコミュニケーションの専門家との議論を通してテーブルサイエンスに焦点を当てて進めました。
その後、新たなテーブルサイエンス案を考え、小学生を対象にしたユーザーテストを繰り返して案をブラッシュアップしました。
最後に、出来上がったテーブルサイエンスの新案を発表し、福岡市科学館からの好評を得て、来年度も継続することが決まりました。
学内での成果発表会や、共同したアムステルダム応用科学大学との遠隔発表では、成果の発表と展示に加えて、グローバルチームが取り組んだプロセスや文化を超えたデザインについても紹介しました。成果発表会にはおよそ20名の来場者が集まり活発な議論が行われました。
本プロジェクトは、九州大学の世界的デザイン教育研究拠点プロジェクト、グローバルデザインプロジェクト授業の一環として実施しています。
プログラム
2019年1月28日(月)18:30~19:30 成果発表会
共催
九州大学:大学院芸術工学研究院、大学院芸術工学府、芸術工学部
アムステルダム応用科学大学:Digital Society School
協力
福岡市科学館、福岡市立塩原小学校
日時
2018年9月〜2019年2月
場所
九州大学大橋キャンパス 7号館1階シアタールーム
福岡市南区塩原4-9-1
お問い合わせ
九州大学大学院デザインストラテジー部門 平井康之教授 稲村徳州助教
inamura(a)design.kyushu-u.ac.jp(稲村)