九州大学芸術工学部・大学院芸術工学府と台湾の国立成功大学計画デザイン学部(QS2018 Design & Art部門 世界ランキング48位)との合同による九州大学×台湾国立成功大学ジョイントデザインワークショップ 2019 を九州大学・大橋キャンパスおよび国立成功大学で開催しました。
このワークショップでは、「地域共生社会のためのデザイン(Design for Convivial Communities)」をテーマとして、IoT技術を活用したサービスデザインを行いました。
ワークショップには九州大学から教員3名、学生7名、成功大学から教員3名、学生11名が参加しました。両大学の学生による混成4チームを編成し、以下のプロセスのもと、8つのサービスデザインを提案しました。
ステップ1:
2019年9月24日から27日の期間、成功大学メンバーが来福し、関連する研究事例やデザイン手法の講義、両大学の学生による混成チームを編成の上、フィールドワークとして、糸島市「ふれあいラボ」の見学、糸島市・高齢住民等へのヒアリング調査を実施し、高齢者の生活意識や生活課題などに関して調査を行いました。
ステップ2:
2019年11月26日から28日の期間、九州大学メンバーが成功大学を訪問し、ゲスト講師による講義、継続調査の結果報告、ペルソナ、ユーザージャーニーマップ、ステークホルダーマップの作成などを行いました。
ステップ3:
2020年2月17日から21日の期間、成功大学のメンバーが来福し、糸島市「ふれあいラボ」および九州大学・大橋キャンパスにおいて、最終成果のプレゼンテーションを行うとともに、来場者からフィードバックを得ました。
[学生参加者]
九州大学 7名(学部2名、修士4名、研究生1名)
成功大学 11名(学部10名、修士1名)
[キーワード]
高齢者、地域共生社会、ダブルダイヤモンド、ペルソナ手法・シナリオ手法、ユーザージャーニーマップ、ステークホルダーマップ、ムービー作成
日時
ステップ1:2019年9月24日(火)〜27日(金)
ステップ2:2019年11月26日(火)〜28日(木)
ステップ3:2020年2月17日(月)〜21日(金)
場所
九州大学大橋キャンパス,国立成功大学(台湾)
Member
- 田村 良一 九州大学大学院芸術工学研究院
- 牛尼 剛聡 九州大学大学院芸術工学研究院
- 稲村 徳州 九州大学大学院芸術工学研究院
- 簡 聖芬 国立成功大学計画デザイン学部
- 楊 佳翰 国立成功大学計画デザイン学部
- 陳 璽任 国立成功大学計画デザイン学部