2017年10月21日(土)、本研究院は、未来デザイン学センターと共に「デザイン教育の質保証国際シンポジウム」を電気ビル共創館(福岡市中央区)にて開催しました。
本シンポジウムでは、急速に拡張し、質的にも変容を続けるデザインの概念と、デザインに対する社会的なニーズと期待に対して、本学を中心としたデザイン教育の現場における理念と方法論の再検討を行い、その将来を模索することを目的として実施されました。
Session01では、谷芸術工学研究院長をはじめとして、武蔵野美術大学の長澤学長、KAISTのKun-pyo LEE教授から「デザイン教育の質を考える視点」をテーマとして、これからのデザイナーに求められるものは何か、デザイン教育のこれからを見据えたビジョンについての基調講演が行われました。
続くSession02では、シンガポール国立大学、清華大学の教員から「デザイン教育のフレーム」をテーマとして各大学の挑戦的な取組が紹介され、午後からのSession03では、大連理工大学など全7大学の教員から各大学が実践している未来を見据えた教育の実践について報告があり、参加者との意見交換が行われました。
Session04では、これからのデザイン教育について重要なことは何か、今後デザイン教育が達成すべきことは何かについて、登壇した4大学の教員と会場の参加者を交えて活発な討論が行われ、今後のデザイン教育についての様々な問題提起の場となりました。
日時
2017年10月21日(土)