開催を予定しておりましたイベントにきまして、現在、感染が拡大している新型コロナウイルスの影響により開催を中止することとなりました。皆様には大変ご迷惑をおかけいたしますが、何卒ご理解をいただきますようお願い致します。
2019年より、九州大学大学院芸術工学研究院では、基礎論の枠に留まらない、デザインの新たな可能性を探ることを目的とし、『デザインセミナーNEXT』を立ち上げ、実践的な活動を行うこととなりました。デザインの体系化を目的とするデザイン基礎学セミナーとの二本柱で、新たな教育方法の確立に取り組んでいきたいと考えております。この度、『デザインセミナーNEXT』の第4回目として、音楽ワークショップ+トーク「公共空間における音楽演奏の場の可能性」を開催します。
2018年に大橋キャンパス内にオープンした「デザインコモン」の1階を使って、そこに置かれているアップライトピアノを使った音楽ワークショップを行います。ファシリテーターは、福岡県糸島市を拠点に活躍される河合拓始さんです。河合さんはピアニストや即興演奏家、作曲家として各方面で活躍されていますが、多様な背景を持つ人たちとともに音楽ワークショップも数多く開催してきました。今回は河合さんと一緒に、みんなのピアノの新たな活用可能性を探ることをきっかけに、公共の場における音楽演奏の場の可能性を考えてみたいと思います。
ワークショップは観覧だけも可能で、ワークショップ終了後はアフタートークも予定しています。専門的な知識がなくても、どなたでもご参加いただけます。学内外問わず、みなさまのお越しをお待ちしております。参加ご希望の方はこちらより事前にお申込みください。
[講師]
河合拓始 Takuji Kawai
兵庫県神戸市生まれ。幼時よりクラシックピアノを学び、その後現代音楽に興味を持つ。1987年頃から即興演奏を始める。1991年東京藝術大学大学院修士課程(音楽学専攻)修了。在学中から即興音楽家としてソロやアンサンブルのほか様々なジャンルのアーティストと共働する。近年はピアノ演奏家として現代音楽作品コンサートと即興ライブを中心に、作曲、トイピアノや鍵盤ハーモニカの演奏会、朗読や舞踊との共演、ことば表現やパフォーマンスなど活動は多岐にわたる。 2008年・2012年欧州演奏旅行。2011年ニューヨークでのトイピアノ・フェスティバルに招聘参加。東京で二十数年活動後、2012年から福岡県糸島市在住。CDに、図形楽譜を演奏した「一柳慧ピアノ音楽」、トイピアノによる「マ・メール・ロワ」「小組曲」など。2014年・16年・18年の糸島国際芸術祭での“イなりプロジェクト“、2017年の原始感覚美術祭での「みのくち ぬなのうた」等で一般の方々との共同創作を行う。障害のある方々との共同表現ワークショップにも取り組んでいる。http://www.sepia.dti.ne.jp/kawai/
[コーディネーター]
[主催]
九州大学大学院芸術工学研究院
[後援]
九州大学大学院芸術工学研究院附属ソーシャルアートラボ
登壇者
日時
2020年3月12日(木)18:30~20:40
場所
九州大学大橋キャンパス デザインコモン1階
福岡市南区塩原4-9-1
定員
30名
参加料
無料(要事前申込み。申し込みはコチラから。)
お問い合わせ
九州大学大学院芸術工学研究院 長津結一郎
nagatsu(a)design.kyushu-u.ac.jp