九州大学大学院芸術工学研究院は、デザインの体系化を目的としデザイン学の基礎論に取り組んでいます。
この度、本学教員の増田展大氏(写真史・映像メディア論)と栗山斉氏(美術家)を登壇者として、第13回デザイン基礎学セミナー「写真とデザインが交差するところ」を開催しました。
今回はオンライン開催となります。
[概要]
写真とデザインは歴史的にみると、理論や実践の対象として、少なからず類似した立場に置かれてきたのではないでしょうか。しかしながら、それぞれの領域を横断可能にする議論は決して多くはありません。そこで写真論を専門としてきた研究者(増田)と、写真を作品制作に取り込んできた美術家(栗山)が、写真とデザインとが交差する議論を振り返りつつ、その可能性について対話を試みます。
[登壇者]
増田展大 Nobuhiro MASUDA
写真史・映像メディア論研究。九州大学大学院芸術工学研究院講師。写真史を起点として、科学やアートを横断するイメージについての考察を進める。著書に『科学者の網膜 身体をめぐる映像技術論:1880-1910』(青弓社、2017年)など。
栗山斉 Hitoshi KURIYAMA
美術家。九州大学大学院芸術工学研究院助教。作品制作を通じて「無」と「存在」の同等性について探求している。主な活動に「第54回ヴェネチアビエンナーレ collateral event Glasstress」ムラーノ島旧ガラス工場(ベニス、イタリア)、「What Dwells Inside」S12 Galleri og Verksted(ベルゲン、ノルウェー)などがある。
[共催]
九州大学大学院芸術工学研究院・芸術工学部未来構想デザインコース
日時
2020年6月3日 開場16:00 開演16:30
場所
オンライン
オンライン
参加料
無料
お問い合わせ
デザイン基礎学セミナー事務局 古賀 徹(九州大学大学院芸術工学研究院)
designfundamentalseminar@gmail.com
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第13回デザイン基礎学セミナーチラシ
第13回デザイン基礎学セミナーチラシ