九州大学大学院芸術工学研究院は、デザインの体系化を目的としデザイン学の基礎論に取り組んでいます。この度、南アフリカで人間中心デザインとデザイン思考の教育と実践を行っているケネイルウェ・ムニャイさんをお招きし、第21回デザイン基礎学セミナー『土地に根差す知恵とデザイン方法論』を開催しました。
[概要]
持続可能性のためのデザインは、人間が基本的に必要とするものを自覚し直すことから始まる。チリの経済学者、マックス゠ニーフが示唆するように、人間のニーズは普遍的で限られたものである。南アフリカの先住民族への参与観察をもとに、その土地の人々の知恵を取り入れた新たなデザインのありかたについて議論する。
[登壇者]
ケネイルウェ・ムニャイ Dr. Keneilwe Munyai
専門は、人間中心主義デザインおよびデザイン思考。ケープタウン大学などで教壇に立つ。様々な文化から異なった知見を得ながら、大学や企業、NGOと共に、アフリカ大陸の各地でイノベーションや問題解決のためのデザイン実践に取り組む。
[主催]
九州大学大学院芸術工学研究院
[共催]
芸術工学部未来構想デザインコース
日時
2021年5月25日(火)開場 17:20 開演17:30
場所
オンライン(Zoom)
参加料
無料
お問い合わせ
デザイン基礎学セミナー事務局 九州大学大学院芸術工学研究院 古賀徹
designfundamentalseminar@gmail.com