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2022.12.21

Webサイト移転のお知らせ

九州大学芸術工学研究院・デザイン基礎学研究センターのウェブサイトは、以下のURLに移転しました。 今後の最新情報は以下の新規サイトで更新します。どうぞよろしくお願い致します。 www.cdfr.design.kyushu …

2022.8.28

第25回デザイン基礎学セミナー『Design withの多元性──ともにデザインするとはどういうことか』

急速に世界が変化する中で、デザインの取組みを社会にひらいていくことが求められている。本講演では、〈ともにデザインすること〉を単なる題目や方法論としてではなく、人々の多様性、人間と人間以外、複製と非複製など、さまざまな次元 …

2022.12.9

第26回デザイン基礎学セミナー『存在論的デザインとは何か──デザインするのは誰?それとも何?』

デザインの達成目標としてウェル・ビーイングが言われて久しい。たんなる機能や利便性ではなく、存在そのものの〈よさ〉に焦点があてられるのはなぜだろう。近年注目されている「存在論的デザイン」の動向についてその基本的な考え方を紹 …

2022.5.26

第24回デザイン基礎学セミナー『手順、設計、配置──バイオとデザインの接点をめぐって』

現代芸術の領域において、バイオアート/バイオデザインと呼ばれる表現は、作品の内に実験手続きを介入させることや、生きものを作品要素として機能させることから「デザイン」との接点をもつ。そのなかでも今回は、バイオをめぐる表現と …

2021.12.14

第23回デザイン基礎学セミナー『東アジアにおける職業デザイナーの誕生』

デザインは伝統的な東アジアの文化にとって異質な概念であり、モダンデザインは西洋文明の輸入とともに語られてきた。しかし、20世紀の東アジアに出現した職業デザイナーたちにとってデザインの受容は、西洋文明の一方的な移植だけでな …

2021.11.30

第22回セミナー『天然知能のデザイン』

デザインは、あらかじめ規定される目的や条件の構造から逃れられないように思われるだろう。つまりその構造の中にあることでこそデザインの真価や秩序が示されるのではないか。いや、そうではない。あらゆる構造から逸脱し、むしろ逸脱こ …

2021.11.30

第21回セミナー『土地に根差す知恵とデザイン方法論』

持続可能性のためのデザインは、人間が基本的に必要とするものを自覚し直すことから始まる。チリの経済学者、マックス゠ニーフが示唆するように、人間のニーズは普遍的で限られたものである。南アフリカの先住民族への参与観察をもとに、 …

2021.4.5

第20回セミナー『持続可能な"善意"のデザイン』

誰でも50分のお手伝いで一食無料券がもらえる。壁にはその無料券が貼られ、それを使えば誰でも食事ができる。「誰かの役に立ちたい」、困ったときでも「温かいご飯を食べて欲しい」。だが渦巻く “善意” は …

2021.4.5

第19回セミナー『路上生活からみえること』

自身の置かれている立場や状況によって、この世界の様相はまるで別物のようにみえます。貧困、労働、女性蔑視などが生み出す社会的排除…。私たちの社会が様々な問題を孕んでいることは自明ですが、一体どれだけのリアリティをもってそれ …

2021.4.5

第18回セミナー『文学の「もの」・「もの」の文学―菅原道真の美学を求めて―』

「文学」は、写本・印刷・肉声と様々な形を媒体とするためか、それとも複写可能な作品から形成されているためか、近代以降広く他の芸術とは本質的に異なる「無形」の芸術と定義されてきました。しかし近年、日本文学を始め文学研究におい …