九州大学大学院芸術工学研究院は、デザインの体系化を目的としデザイン学の基礎論に取り組んでいます。この度、大阪府立大学経済学研究科のハナムラ チカヒロ准教授をお招きし、第10回デザイン基礎学セミナー『まなざしのデザイン:モノの見方を変えるとは?』を開催しました。今回は九州大学大学院人間環境学府多分野連携プログラム「遊びと洗練」との連携セミナーです。
私たちは日々の生活の中ですぐに何かに捉われてしまいます。モノの見方が固定されてしまうと、物事が正しく見えないことがあります。その状況が困難であればあるほど、私たちは時々視点を変えて、異なる方法で世界を見る必要があります。モノの見方を変える『まなざしのデザイン』。より自由に、より創造的に世界を見ることで、見えなかった風景や忘れていた大切なことが見えてくるかもしれません。
[登壇者]
ハナムラ チカヒロ Chikahiro Hanamura
1976年生まれ。博士(緑地環境計画)。大阪府立大学経済学研究科准教授。ランドスケープデザインをベースに、風景へのまなざしを変える独自の理論「トランスケープ/TranScape」や領域横断的研究に基づく表現活動を行う。著書『まなざしのデザイン:〈世界の見方〉を変える方法』で平成30年度日本造園学会賞受賞。
飯嶋 秀治 Shuji Iijima
九州大学大学院人間環境学府 准教授。専門は共生社会学。
古賀 徹 Toru Koga
九州大学大学院芸術工学研究院 教授。専門は哲学。
藤田 雄飛 Yuhi Fujita
九州大学大学院人間環境学府 准教授。専門は教育哲学。
南 博文 Hirofumi Minami
九州大学大学院人間環境学府 教授。専門は環境心理学。
[共催]
九州大学大学院芸術工学研究院・芸術工学部未来構想デザインコース、九州大学大学院人間環境学府
日時
2019年10月7日(月)16:30-18:30
場所
九州大学大橋キャンパス デザインコモン2F
福岡市南区塩原4-9-1
参加料
無料
お問い合わせ
九州大学大学院芸術工学研究院 古賀 徹
toru(a)design.kyushu-u.ac.jp
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第10回デザイン基礎学セミナーポスター
第10回デザイン基礎学セミナーポスター