福岡・バンコク・ホーチミンで活躍する3人の若手建築家を招き、公開レクチャーとディスカッションを行いました。アジアにおける今日的な問いは何か? 都市、あるいは地域の現状にどのように向きあうか?そこから生まれる新しい美学、空間は何か? ーアジア建築設計の最前線を探りました。
[登壇者]西澤 俊理、百枝 優、ポーンパット・シリクルラタナ 司会:岩元 真明(九州大学助教)
〈日本語〉
西澤 俊理 Shunri Nishizawa
1980年東京生まれ。東京大学大学院修了後、安藤忠雄建築研究所スタッフ、ヴォ・チョン・ギア・アーキテクツのパートナーを経て、ベトナム・ホーチミン市で独立。2015年よりNISHIZAWAARCHITECTSを主宰。ベトナム建築学会賞、アルカシア建築賞、WADA賞2017など、国内外で受賞多数。主な作品:チャウドックの住宅(2017)、ベンタンのレストラン(2018)
百枝 優 Yu Momoeda
1983年長崎生まれ。九州芸術工科大学環境設計学科卒。横浜国立大学大学院修了。隈研吾建築都市設計事務所スタッフを経て、2014年に百枝優建築設計事務所を設立。SDレビュー、AR Emerging Architecture Awardなど、国内外で受賞多数。現在、九州大学芸術工学研究院非常勤講師。主な作品:丘の礼拝堂(2016)、4家族のための葬祭場(2018)
ポーンパット・シリクルラタナ Pornpas Siricururatana
1985年バンコク生まれ。タイ政府派遣留学生として日本留学。東京大学大学院を修了後、タイ王国文化省現代文化局で建築家を勤める。2014年よりカセサート大学講師。現在バンコクを拠点に設計を行うほか、美術雑誌「art4d」でゲストエディターを勤めるなど、多様な活動を展開している。 主な作品:ラチャダムヌン現代美術センター(2013)、999/84(2014)
芸術工学50周年記念事業 環境設計グローバル・ハブ/渾沌会 協力企画
日時
2018年6月2日15時30分 - 17時30分
場所
九州大学大橋キャンパス2号館2階ギャラリー