九州大学大学院芸術工学研究院附属ソーシャルアートラボは、今年度、3期にわたって「海と神話をつなぐ〜志賀島プロジェクト2018」を実施しています。本事業では、志賀海神社および志賀島の島民の方々、また志賀島を長年研究している福岡市博物館と協働しながら、志賀島と海が育む文化の多層性を、学際的な観点とアートの手法を取り入れながら顕在化させることで、多世代の人々が再認識できる場を提供します。
このたび、2018年10月27日(土)から11月24日(土)の1ヶ月に渡って、「志賀島自由大学」第2期の講座を開講しました。志賀海神社権禰宜の平澤憲子氏による講演、海中音を録音して聴くワークショップ、古代の塩作りを学ぶワークショップ、玄界灘の交易の軌跡をたどるレクチャー、そして志賀島に残る人々の文化的足跡をめぐるツアーを行いました。
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「志賀島自由大学第二期」イベントスケジュール
レクチャー「聖地としての志賀島〜志賀海神社権禰宜、平澤(阿曇)憲子氏が語る祈りの島〜」
日時:2018年10月27日(土)15:00〜17:00(受付開始14:30)
場所:九州大学大橋サテライト「ルネット」
講師:平澤(阿曇)憲子(志賀海神社権禰宜)
出演:知足美加子(クロストーク)、藤枝守(進行)
参加費:無料(申し込み不要)
ワークショップ「海を聴く〜海中録音にチャレンジ〜」
日時:2018年11月11日(日)13:00〜15:00(受付開始12:30)
集合場所:シカシマサイクル
講師:岡崎峻、アシスタント講師:帯屋健之
参加費:1000円
定員:15名(要申し込み・先着順)
※参加費の他に、お一人様ワンドリンクオーダーをお願いします。
※お子様づれも歓迎します。
※雨天の場合は、海の中の生物の音についてのミニレクチャーを行います。
ワークショップ「古代の塩作り」
日時:2018年11月17日(土)13:00-14:30(受付開始12:30)
会場:九州大学大橋キャンパス「デザインコモン」
講師:福薗美由紀(福岡市博物館)
参加費:無料
定員:20名(要申し込み・先着順)
レクチャー「海と考古学~玄界灘をめぐる人々~」
日時:2018年11月17日(土)15:00-16:30(受付開始14:45)
会場:九州大学大橋キャンパス「デザインコモン」
講師:森本幹彦(福岡市博物館)
参加費:無料
定員:40名(要申し込み・先着順)
ワークショップ「志賀島の古層にふれる〜仏閣めぐり〜」
日時:2018年11月24日(土)13:00ー16:00(受付開始12:30)
集合場所:荘厳寺
講師:山崎公明(荘厳寺 住職)
ナビゲーター:比屋根綾子(志賀島文化協会)ほか
参加費:1000円
定員:25名(要申し込み・先着順)
※座禅ができる年齢のお子様は参加できます。
※歩きやすい服装と靴でお越しください。
※小雨決行。荒天の場合は荘厳寺でレクチャー&座禅を行います。
[お申し込み方法]
ソーシャルアートラボのウェブサイトよりお申し込みください。
[お問い合わせ]
九州大学ソーシャルアートラボ志賀島グループ
メール:sal-sea@design.kyushu-u.ac.jp
電話:050-3573-4283
[会場情報]
・九州大学大橋サテライト「ルネット」:福岡市南区大橋1-3-27(西鉄天神大牟田線「大橋」駅より徒歩1分)
・九州大学大橋キャンパス「デザインコモン」:福岡市南区塩原4-9-1(西鉄天神大牟田線「大橋」駅より徒歩5分)
・シカシマサイクル:福岡市東区志賀島417-1(志賀島市営渡船場より徒歩3分)
・荘厳寺:福岡市東区志賀島813-1(志賀島渡船場から徒歩6分、駐車場有)
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総合ディレクター:藤枝守(九州大学大学院芸術工学研究院教授)
主催:九州大学ソーシャルアートラボ
共催:志賀島文化協会、志賀島自治連合会
協力:志賀海神社、ふたば幼稚園、福岡市漁業協同組合志賀島支部、志賀商工会、志賀島農業協同組合、福岡市博物館
後援:福岡市、西日本新聞社、RKB毎日放送
助成:日本財団「海と日本PROJECT」