近年、3Dプリンターやミリングマシンといったコンピュータ制御によるデジタル工作機器が飛躍的な発展をとげ、「デジタルファブリケーション」と呼ばれ注目を集めています。パーソナル・コンピューターやスマートフォンが人々の生活を変えたように、小型化し低価格となったデジタル工作機械は、建築や家具などの「ものづくり」の現場を大きく変えようとしています。
このような新しい技術の時代において、地域固有の産業はどのように変わるのでしょうか。「デジタルファブリケーション」は日本の木材産業も変えてゆくのでしょうか。新しい技術である「デジタルファブリケーション」と地域固有の技術を組み合わせて、「ものづくり」の可能性を広げることはできるのでしょうか。
古くから木材産業の盛んな南小国町において、日本とオーストラリアの専門家3名が「デジタルファブリケーション」と木工・木造の新しい可能性を語りました。
なお、本公開講座は、九州大学とニューサウスウェールズ大学の協働によるシンポジウム「デジタルファブリケーションとローカルクラフト」の一環として開催しました。
[プログラム]
16:30 開場
17:00 ごあいさつ
17:10 講演1 秋吉 浩気(VUILD)
17:30 講演2 Gabriele Ulacco(AR-MA)
18:00 講演3 小見山 陽介(京都大学)
18:20 質疑応答
18:30 閉会
[主催]
UNSW Smart Cities Research Cluster, UNSW Design Futures Lab, UNSW Built Environment
九州大学環境設計グローバル・ハブ
[後援]
豪日交流基金
日時
2018年11月26日(月)17時〜18時30分
場所
南小国町役場ホール
参加料
入場無料・登録不要
お問い合わせ
eghub.ku@gmail.com