この度、九州大学ソーシャルアートラボでは、サンフランシスコを拠点に活躍する写真家、兼子裕代さんの写真展《GARDEN PROJECT》を開催しました。GARDEN PROJECTは、元受刑者、低所得者、家庭環境に問題を抱える若者たちなど多様な人たちが農作業に携わることから社会との接点を見つけていくという取り組みです。兼子さん自身がこの取り組みに参加し、シャッターを切りました。
初日には、トークイベントも開催します。
兼子裕代写真展《GARDEN PROJECT》
[日時]
2019年3月23日(土)~29日(金)11:00-19:00(初日13:30開始/最終日16:00終了)
[場所]
九州大学大橋キャンパス デザインコモン2F(福岡市南区塩原4-9-1)
[入場料]
無料
[プロフィール]
兼子裕代 Hiroyo Kaneko
1963年青森県生まれ。現在カリフォルニア州オークランド在住。明治学院大学文学部フランス文学科卒業後、会社員を経てイギリスロンドンで写真を学ぶ。1998年より写真家、ライターとして活動。 2003年サンフランシスコ・アート・インスティチュート大学院に留学、2005年同校写真科修士課程修了。2009年に家族の入浴を撮った「センチメンタル・エデュケーション」でアメリカ新人作家に送られるサンタフェ写真賞受賞。2019年秋には歌う人のポートレート・シリーズ「アピアランス」刊行予定。
トークイベント
[日時]
2019年 3月23日(土)14:00-17:00
[会場]
九州大学大橋キャンパス デザインコモン2F
[参加料]
無料
[登壇者]
兼子 裕代(写真家)
小林美香(写真研究者・東京国立近代美術館客員研究員)
大松 くみこ(NPO法人産の森学舎 事務局長・みつばちおうちえん園長)
コーディネーター:中村 美亜(九州大学大学院芸術工学研究院准教授)
全体進行:村谷つかさ(九州大学ソ―シャルアートラボ学術研究員)
九州大学ソーシャルアートラボは、社会の課題にコミットし、人間どうしの新しいつながりを生み出す芸術実践を「ソーシャルアート」と捉え、その研究・教育・実践・提言を通じて、新しい「生」の価値を提示していくことを目的としています。
共催
公益財団法人福岡市文化芸術振興財団
助成
平成30年度文化庁大学における文化芸術推進事業
後援
日本アートマネジメント学会九州部会
お問い合わせ
九州大学ソーシャルアートラボ
TEL/FAX:092-553-4552
MAIL:sal-cul(a)design.kyushu-u.ac.jp
公式WEBサイト:http://www.sal.design.kyushu-u.ac.jp